これは、勝手に考えた練習方法なので、皆さんに効果があるかは何とも言えません。

「耳を鍛える」方法として、好きな歌手のCDから一曲を選んで、再生してみます。その時のポイントは伴奏のあるものを選曲します。再生した楽曲の伴奏に集中して、どんな楽器が使用されているかを、メモ書きに書き出していきます。クイズのようですが、実際は正解は不明です。ただ、このような書き出しをすることで、通常、無意識に聞き取っている楽曲が、様々な音源の元に作られていることに気づきがあります。ドラム、ギター、ピアノ、トライアングル、シンセサイザー、などなど、時には、この楽器は何だろうと、全く未知の楽器の音色に遭遇することもあります。様々な音色を聞き分けることで、ハーモニーとは、様々な楽器の調和であったり、それぞれの役目の中で出来上がっているものなのだと感じ取れるはずです。何度も、何度も、同じ楽曲を聴いてみると、今までは聞き取れなかった音色をみつけることができるかもしれません。

 

私自身は、楽曲を何パートかに分けて、このあたりには、こんな楽器が出てきた、ここはこの楽器とこの楽器など、一曲の中で、どんな楽器が、どんな登場をするのかを、分かりやすく、一連の流れとして書き込んでいます。慣れてくると、まるで、舞台の袖に待機している様々な楽器が、自分のパートになるとステージ上に現れるようなイメージが沸いてきます。この練習は、正しさよりも、ハーモニーには、様々な音色が重なり合って、それぞれのパートの役割分担があるのだということを意識することを目的としています。是非、簡単なクイズを解くような感覚で取り組んでみて下さい。音色の聞き分けは、合唱の際、パートの聞き分けに、おそらく役立つはずです。ハーモニーに必要なことが、みつけられれば幸いです。楽曲のハーモニーを慎重に聴き込んでいくと、それぞれの楽器が、前に出たり、バックグラウンドに回ったり、奥行を感じ取れるようになるはずです。