ある合唱の基礎練習をご紹介します。

ここでも、好きな歌手のCDを用意します。今回は、伴奏のないアカペラの曲でも構いません。好きな曲を選んだら、歌詞カードを見ずに、歌詞をメモに書き出していきます。

歌詞を書き出すのは、始めから終わりまででも構いませんし、好きなパートの一部分書き出しても構いません。書き出したら、その歌詞が正しいかどうかを、何度も楽曲を再生してたしかめます。ほぼ一致することが確認取れた時点で、再生しながら歌ってみます。

次に、再生を停めて、アカペラで自分自身で歌ってみます。出だしの音に迷ったり、メロディーを忘れてしまった時は、再生をして確認します。何度も、何度も繰り返すうちに、知らない楽曲も歌えるようになりますが、たいがい、間違える部分が決まってきます。その間違える箇所が、自身の苦手なところです。印を付けて、重点的に練習しましょう。音が取りにくかったり、歌詞が難しかったり、原因は様々でしょうが、自身の弱いパートをみつけ、そこを重点的に練習することは、全体的に安定感が出るので、難しい歌に出会った時に、早く歌に慣れる一つの手段だと思います。覚えやすパートは、何度、練習しても失敗しないものです。間違えやすいパートは、何度か練習することで、コツがつかめ、自然と音程や歌詞が口ずさめるようになります。この方法は、民謡を趣味にしていた、祖母が、練習している姿をみて自分で考えたものです。ジャンルが違う、「民謡」と「合唱」ですが、どのジャンルでも歌のうまい人というのは、耳が良いような気がして、自分のオリジナル基礎練習として、楽しみながら行っているトレーニングの一つです。この練習は、調子の良い時と悪い時があります。そのような、波を感じることで、発声とは、生の声なのだなと改めて、声は生き物なのだと思い返します。そういった時は、大抵、身体のバランスや、疲れ、またメンタル面での傾きなどを、セルフチェックするきっかけとなります。

思ったように、声がでない時は、何かしら、身体やメンタルからのシグナルが出ていると不調原因を探すようにしています。私自身は、声を鍛えることも重要と考えますが、耳を鍛えることを重要視して基礎連に励んでおります。